Our Medicine

当クリニックの再生医療

再生医療で用いられる細胞は「幹細胞」です。

幹細胞は、わたしたちの体を作る様々な細胞を作り出す能力と自分とまったく同じ能力を持った細胞に
分裂することができるという能力を持つ細胞です。
損傷した部分の性質や機能をまるでコピー機のように分化・複製し失った機能を回復させていきます。

幹細胞は、皮膚、軟骨、神経、骨、筋肉細胞などに多様に分化して身体組織に育つ能力を持っている未分化状態の細胞で、自己複製能力があり人体を構成する210種類余りの組織細胞へ分化する能力を持つ多分化能細胞です。老化を遅延させて健康な生命を維持するために必ず必要な人体資源です。

細胞培養技術

脂肪由来の幹細胞は培養するだけでも難しいと言われています。
培養した幹細胞は生きていなければ投与する意味がありません。
そのため、細胞の生存率の高さが身体への定着率を左右します。
幹細胞の培養では、ただ増やすだけでなく、身体に投与したあと、
患者の血管その中でスムーズに動くことができる大きさのものを選ぶことも重要です。

信頼のおける幹細胞培養施設と
提携しています

当クリニックは日本厚生労働省から自己脂肪由来成体幹細胞の培養のための製造許可である第2種特定細胞加工物製造許可を取得し、安全かつ活性度の高い幹細胞の培養が可能な細胞加工施設と提携し国内での医療機関施術を可能にしています。

注目の脂肪組織由来再生幹細胞

2001年、脂肪組織の中に多能性幹細胞が含まれていることを世界で初めて同定したのが米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)の研究チームです。この脂肪組織由来再生幹細胞に骨髄由来間葉系幹細胞と同様の性質および機能があることも明らかになりました。これを踏まえ、同細胞に関する研究は急速に発展し、世界中で多くの実績が報告されています。